◆ なんで、JRE !? ◆
Oracle8iやOracle9iのインストーラ「Universal Installer」を起動するには、Java
Runtime環境(JRE)が必要になります。
RedHat6.2J(含む:以降) / Oracle8.1.5インストールには、JREは含まれないので、個別にJREをインストールする必要があります。
◆ JREのダウンロード ◆
JREは、こちらよりダウンロードすることができます。
今回は、
JAVATM SDK,
Standard Edition V 1.2.2_008 Linux
版
を、使用します。
(最新のものもありますが、やはり実績ベースで選びました)
◆ JREの解凍 ◆
さて、無事 jdk-1_2_2_008-linux-i386.tar.gz をダウンロードできたら、まずは、/usr/local/にコピーします。
(これ以降の作業はrootユーザーで実行します)
#cp
jdk-1_2_2_008-linux-i386.tar.gz
/usr/local/
その後、/usr/localに移動し、以下のコマンドを実行し、JREを解凍します。
#gzip -d jdk-1_2_2_008-linux-i386.tar.gz
そして
#tar xvf jdk-1_2_2_008-linux-i386.tar
すると jdk1.2.2 というディレクトリができるのでその下の bin
ディレクトリにパスを通します。
◆ JREのパスを設定 ◆
~/.bash_profile 等に以下の記述を追加します。
(このファイルは、ora817でログインした際のホームディレクトリ直下にあります。)
(該当ファイルは、隠しファイルになっているので、ls -al | more 等のコマンドで存在を確認してください。)
(この作業以降はOracleユーザーで実行します)
PATH=/usr/local/jdk1.2.2/bin:$PATH
これで準備完了です。
コマンドとしては、
#cd ・・・.bash_profileは、ユーザの
ホームディレクトリに存在します
#ls
-al ・・・.bash_profileの存在を確認します
#vi .bash_profile・・viエディターでbash_profileファイルを
編集します。
編集内容例
PATH=$PATH:$HOME/bin ・・・元々存在する記述
PATH=/usr/local/jdk1.2.2/bin:$PATH ・・・新しく記述する行
◆ JRE設定の確認 ◆
編集が終了したら、今定義した環境変数の設定を有効にします。
#source .bash_profile
これで、上記で記述した行が有効となります。
では、JREのバージョンを確認してみます。
$
java -version
java version "1.2.2"
Classic VM (build JDK-1.2.2_008, green
threads, nojit)
バージョンが正しく表示されたので、正しく設定できたことがわかります
上記の黄色い文字の箇所は違うバージョンを使用している場合はそれぞれのディレクトリ名(バージョン)に合わせて下さい。
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